転職白書2005/10/10号 | 転職白書ブログ ~キャリア活かして自分創造!夢実現!~

転職白書2005/10/10号

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転職白書
2005/10/10号(Vol.46)
HP:http://www.sam.hi-ho.ne.jp/yoshihiko/change/
発行部数:133部
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~世界へ視野を!狭さは命取り~

maedaです。
転職白書へようこそ。
多くの方の購読ありがとうございます。

未だに日本人の外国人差別意識を感じる出来事がありました。
時代錯誤もいいところです。
今日はそんな話を。


~~~今回のメニュー~~~
☆ブログを新規に立ち上げました。
☆日本人に根付く国際意識の低さ
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☆ブログを新規に立ち上げました。
このたびブログを新規に立ち上げてみました。
まだまだ立ち上げたばかりで内容も薄いですが、
これからどんどんと内容を濃くしていきたいと思います。

このメルマガでは、転職を題材と取り上げていますが、
視野をもっと狭く、「キャリアアップ」という視点で捉えなおして再編集したものです。


毎度お薦め
「月間トークス」や「スピードラーニング」を初め、
私が共感した本などを随時書き込んで行きたいと思います。

↓ブログ「前田式キャリアアップ構想図」
http://ihcross.jugem.jp/


転職白書から、メルマガのタイトルもこちらに変えようかと検討中
(^^;;


☆日本人に根付く国際意識の低さ
本日は転職・キャリアアップ以前の問題、国際意識という視点で捉えていきたいと思います。

というのも、先日、非常に情けない事件があったのです。
会社通勤用バスに乗車したときのことです。


席がいっぱいになったために、つめてくださいという指示が運転席からあったため
席を詰めていたのですが、
2人分の席にドンと座り込み、動かない男が一人。


補助席を勝手に出し、
「ここに座れ」と勝手に補助席に座らされたのです。
「名札(社員証)見せてみろ、色が違うから日本人じゃないだろ?」
と言い、名札を強引に見ます。


私は派遣社員のため、一般社員と名札が違うのです。
「派遣だから色が違うんだよ」と言い返してやりましたが、
「あ、そう、ふ~ん」といい、結局一人でドカッと座っていました。

このレベルの低い会話に、正直日本人としての情けなさを感じました。

まだこんな時代錯誤な人間がいたとは正直びっくりしました。

中小企業ならともなく、世界に名だたる会社の社員です。
「名札の色が違う」と言っていただけに、間違いなくこの会社の正社員なのでしょう。


日本人以外は低レベル・・・とでも思っているのでしょうかね?
一体何人の海外からの人たちがこの工場内で働いていることやら・・・
これが、日本の会社の現実だと思い知らされた出来事でした。
いや、ホント、社名を明かしてしまいたい気分です。


☆日本以外は低レベル?
私からすれば、このような表題をつけること自体が愚問なのですが、
どうもその意識が根付いているらしいので、
意識変化がキャリアアップにつながると考え、取り上げさせていただきます。


外国から来た方々からの話を聴いたとき、
発音がおかしいからとケラケラ笑う人がいます。
「まともな日本語になっていないから」なのでしょうね。
「外人だからまともに話せないんだ」とでも言いたいのでしょうか?


では、私たちは海外に出て、英語などを話すことできるのでしょうか?
きっと話さない方が大半だと思います。
話せるようになるために、英会話に通ったりして努力をすることによって
日々努力をしているはずです。


私たち日本人は、L音とR音を区別することが非常に困難です。
日本語には、その違いが存在しないからなのです。


では、聞き取れなければ低レベルなのか?
答えは「違う」です。
発音できるかも、ひとつの文化の違いなのです。


例えば、私が現在勉強中の韓国語、
韓国の方々は、R音とL音を区別できます。
ハングル表記に違いが存在するからなのです。

そのかわり、
日本語の「ツ」の音と「ザジズゼゾ」の音はあまり得意ではないそうです。
逆に、ハングル表記にこの音が存在しないからなのです。


そんなことも理解しないで、
「外国人なんてまともに発音もできない」
と考える方が非常に多いようです。

日本人がまともに英語を話せるのが少ない事実を知らないからなのでしょうか?


ネイティブな方であればこそ、難しさは身にしみて感じているはずです。
2つ以上の言語を日常で使っている光景を見て、驚嘆することでしょう。

私は、ネイティブではないからこそ2つ以上使いこなす、つらさが身にしみてわかっています。
本当に勉強できない自分に悔しさを感じますから。


これからは転職の有無に関わらず、きっと外国から来られた方々と交流を持つ機会が多くなってきます。
「パソコンは嫌いだから」といってパソコンを触らない時代に終わりが告げられたのと同様に、
「外国人と話すと緊張するから」などと言っていられる時代は既に終わりに近づいてきています。


もしも、国際意識がないのなら・・・
転職する前に、ぜひ今の自分を見直してみてください。

日本が最強だと勘違いしているなら、それは確実に間違いです。

日本人の強みと弱み、それぞれを見つめられたときこそ、
本当の自分としてのキャリアアップへの道が切り開かれます。


Thank you for reading this Mail.
ヨロブン チョンマ コマスニダ(みなさま、本当にありがとうございます)
皆様の発展と健康をお祈りします。


□編集後記
ヨーロッパ一周旅行に行っていたとき、
言葉がまともに話せないからとバカにするような人は一人もいませんでしたね。
違う言葉を持つ国同士が、互いに近くにいるからこそ、
知らぬ間に国際的な感覚が身についているのだと思います。

ドイツで迷子になったとき、曖昧な英語しか話せない私を相手に
ドイツ語と身振り手振りで道を案内してもらえたことを思い出します。

あの光景を思い出すたびに、日本に嫌気がさすのですけど・・・
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