何か間違ってない?~効果の考え方~ メルマガ「転職白書」ブログ版 | 転職白書ブログ ~キャリア活かして自分創造!夢実現!~

何か間違ってない?~効果の考え方~ メルマガ「転職白書」ブログ版

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転職白書(ブログ版)
2005/10/23号(Vol.48)
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発行部数:134部
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~前田式キャリアアップ構想図編~

maedaです。
転職白書へようこそ。
多くの方の購読ありがとうございます。


本日は、何か間違ってない?~効果の考え方~というお話です。

~~~今回のメニュー~~~
☆さおだけ屋はなぜつぶれないのか?
☆何か間違ってない?~効果の考え方~
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☆さおだけ屋はなぜつぶれないのか?
え”?!この本って会計学の本だったんですね(^^;;

手にとって見た瞬間、びっくりしました。
トリビア的な本だと予想してましたので・・・

内容は・・・トリビアです。思わず「へぇ」と言いたくなります。

会計学を極限まで簡単にした結果、
このような誰にもわかる身近な話題が取り上げられるのですね。


お気に入りの本で、普段は2~3週間かけてグダグダと読む私がわずか2日で読んでしまいました。
実は、細かく考えることが正しいのではなく、
本流の流れをいかに読み取るかが大切という、常識を崩すいいきっかけになる本だと感じます。


<キーワード>
・さおだけ屋はなぜつぶれないのか?
・なぜ街中にぽつんとあるフランス料理やが潰れないのだろうか?
・なぜあの人は、飲み会でお金を払いたがるのか?
リーダーシップを狙っている?いえいえ、そんなことはありません。

などなど、身近な疑問から会計学への一歩が踏み出せます。


「さおだけ屋はなぜつぶれないのか?」
http://ihcross.jugem.jp/?eid=6


☆何か間違ってない?~効果の考え方~
今回は、会社で起こった実例を元に、
皆様と一緒に、考え方が間違っている箇所がないですか?
という問いについて考えてみたいと思います。


大会社につきもの、業務改善効果のミーティングの場でのことです。

何か、わけわからないに議論を集中しているのです。

業務に工数(どれだけの時間をかけてどれだけの効果があるのか?)という概念を取り入れている
会社は非常に多いと思います。

その人がどれだけの時間仕事をやってどれだけの効果を出したのかを図ることは
その人の評価を出すことに非常に便利だからです。

・・・が、どうやら大企業になるとバカらしい議論を行なっているようです。

私は思わず、上司と口論になってしまいました。
最終的に上司の意向に沿う事にはしましたが、
「はっきり言って効果が無いから、どうなっても知らないですよ」
と念を入れておきました。


内容は、エクセル(表計算ソフト)で処理している内容をアクセス(データベースソフト)
というものに置き換えるというものです。
もともと業務で行なっているエクセルをアクセスにすることで
効果が現れる『神話』を信じているようです。


システムを導入することで効果が現れるという『神話」を未だに信じている企業が
まだあると考えると、まことにバカらしくなってきます。


さらには、効果を出すために、第一段階でエクセルのシートの枚数を減らすということになりました。
「ここにあるファイル数が6つだから、統合することで1つになるから、効果で6分の1になる」
だそうです。

・・・アホですか。。。


ま、よくある話ですので私の考えを言わせてもらうと
「まことに意味の無い議論です。」
これがトップの会議でやり取りされてると考えると
会社の経営方法に疑問を感じざるを得ません。


☆効果という概念を見直す
効率アップのために効果を出すということは、何が最も大切なのでしょうか?
私は手作業を減らすことであると考えています。

それ以外の見た目の効果はただのまやかしに過ぎません。

・システムを導入したから、効果が上がる。
・作業ファイルを減らすと効果が上がる。
と本気で思っているのなら、意識の見直しをしたほうが良いです。
実際の作業量を減らさずに目の前の数だけに集中したら意味を成しません。


当時、IT導入で躍起になっていた企業は、
ITを導入することで成功すると考えたものです。


実際はどうでしょうか?
中途半端なIT化を行なった企業は、ほぼ一掃されました。
生き残った企業は
ITをいかに応用することで成功できるのか?と目先ではなく

将来性を考えた完璧な設計を行なった
・ソフトバンク
・楽天
・ライブドア
といった企業となっています。

ま、ライブドアはITというよりも、報道をうまく利用した企業のような気もしますけど(^^;;


会社にいると、「目先の効果に関する勉強」しか体験できません。
もしも、目先ではなく将来性を考える会社であれば
転職をしたいと考え、このメルマガに手を出さないことかと思います。


何か物足りないな?そう考えて転職を考えているのであれば、

まずは自分自身に足りない考えが無いか?

じっくりと考えて、会社の中で作られた常識という言葉を拭い去る訓練を行なったほうが良いです。
いざ外に出ると、自分の常識は常識ではないという事実を見せられます。


Thank you for reading this Mail.
ヨロブン チョンマ コマスニダ(みなさま、本当にありがとうございます)
皆様の発展と健康をお祈りします。


□編集後記
企業の寿命という言葉を聴くことがあるのですが、
今回の件で納得をしてしまいました。

なるほど、ひとつの企業にずっといた人間が『常識的に』業務改善を行なうから限界が見えてくるのですね。
外部の考え方も知らずに、これが業務改善だなんて語られた日には
鼻で笑いたい気分です。


あ~、早く次のもっともっと自分を活かす会社に行きたいです。

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